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2016年9月5日 掲載
ジャム屋をハブにして島ごとテーマパーク化する「ジャムのあるくらし研究所」ブランド・プランナーを募集!
株式会社瀬戸内ジャムズガーデン
- 正社員
- 創業4年以上
- 社員、職員数:10-49名
募集要項
団体の事業ステージ | 変革期 |
---|---|
採用の背景 | 新規事業展開 |
仕事の内容 |
あなただからできる「ジャムのあるくらし研究所」を共に創ってみませんか 「里山資本主義」ってご存知ですか?地域に眠る活用されてこなかった資源を利用して、マネー経済一辺倒ではない豊かさを造ろうという考え方です。その先進的取り組みから当社は昨年の6次産業化優良事例表彰(農林水産省)で大賞(農林水産大臣賞)をいただくまでになりました。地域の56軒の農家さんや地域内事業者と連携し、これまでにない産業づくり・ジャム造りをしていることが評価されてのことです。まさに、地方の時代と言われつつ、産業造りがなかなか進まない田舎で、希望の産業造りを体現しているのが当社なのです。 手作りジャムを製造・販売している会社ですが、大量生産型の事業は目指していません。 人の繋がりからその年々・その季節々々・生産者の個性や生産される畑ごとにジャムを作り分けていくヴィンテージ発想のジャム造りが特徴で、地域の個性と多様性をジャムで表現しているのが当社の強みです。 現状、年間13万本のジャム製造をしていますが、その約6割を島の直営店で販売しています。過疎の田舎に7万人ほどの集客を行っているということは、ジャムという商品ジャンルにおいて、当社が確実に地域ブランドを構築できている証でもあります。 一方、ジャムの生産・販売数を増やすことにより、地域への貢献をしていくこれまでの当社のスタイルから、次へのチャレンジを始めるステージにもあります。 これまで培った「地域ブランド」や地域の方々との「つながり」を活用し、新たな地域貢献型の里山資本主義的産業の構築を目指していきたいと考えています。 そこで今回、ジャム屋をハブにし、島まるごとをテーマパーク化することを目的とした「ジャムのあるくらし研究所」を社内に設立することといたしました。 大きな活動分野としては「学」・「食」・「住」の3テーマでの展開を想定しています。 「学」:研修(視察)・体験 「食」:新商品開発・イベント 「住」:移住・空き家活用 そして、今回募集するのはその「ジャムのあるくらし研究所」のブランド・プランナーのお仕事です。もちろん、やり方、枠組み、地域内に人を呼び込むのか、他地域にパッケージとして展開するのか、などなど、「ジャムのあるくらし研究所」の基本コンセプト作りから立上げ、運営すべてに関わって、社長と共に新しい産業を島に構築していくのがお仕事です。 |
期待する成果 | ●ジャム販売以外の収入の柱を造る ●製造販売数:13万本/年を3~4年で20万本/年まで伸ばす ●2年後以降、地域との繋がり・経験を活かし、社内ベンチャー企業を起こしてもOK |
対象人材像 | 社長とブランドを語り合えるような人材 ●基本的能力・人間性(必ず必要) ・コミュニケーション力がある(地域の色々な方々と連携するため) ・トレンドを先読みできる ・銭勘定はしっかりできる ・へこたれない明るさ(ベンチャーにとって失敗はつきものなので) ●あったほうがよい経験 ・小さい組織でもいいのでリーダーをしていた ・地方の市町で暮らしたことがある ・物やサービスを販売したことがある |
応募資格 | 社会人経験5年以上ある方 |
勤務地、住所 | 山口県大島郡周防大島町日前331-8 最寄バス停:日前バス停から徒歩10分 |
勤務時間 | 9:00~18:00(休憩60分) |
給与 | 月額 200,000円~350,000円 |
給与以外の報酬 | 地域づくりの先進事例会社として地域・県・国をあげて応援していただいているような会社です。たくさんの方々から感謝の言葉と激励の言葉を沢山もらえますよ! ■福利厚生 ・各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金) ・賞与あり ・交通費支給(ガソリン代) ・時間外手当あり |
休日、休暇 | 完全週休2日制(水曜日ともう1日) 有給制度(法定通り) 夏季休暇(6月~9月で3日) 年末年始(12月29日~1月2日) 特別休暇(育児休暇、介護休暇、慶弔休暇 等) |
職場の雰囲気 | 田舎の島というイメージではなく、平均年齢35歳の若い会社です。年2回の総会では感動して涙ぐむメンバーもいるやり甲斐とアットホームな雰囲気を兼ね備えた社風です。 |
入社後1ヶ月のイメージ | 各部署(農業~果実処理~ジャム加工~販売営業~カフェ運営など)を一通り経験し、連携農家さん(56軒)や地域内の事業者たちとの繋がりを創っているところだと思います。実務的な業務も覚えて頂きながらブランディング計画のためのアイデア出しをしていく準備段階。 |
選考プロセス | 1書類選考 ・「地域経済の在り方」に関するご自身の考えや想いをまとめたレポート ・履歴書をご提出ください。 2最終面接(代表者及びスタッフ) |
企業・団体概要
- 企業・団体名
- 株式会社瀬戸内ジャムズガーデン
- 設立日
- 平成15年11月1日
- 代表者名
- 松嶋匡史
- 従業員数
- 26名(うち正社員5名)
- 資本金
- 5,000,000円
- 売上高
- 88,000,000円(2015年度)
- 事業内容
- ジャム造りをキーワードに島全体の6次産業化・連携を図るローカルベンチャー
・農業
・ジャム製造・販売
・カフェ・ギャラリー、観光農園の運営
・瀬戸内パンフェスタ主催 など - 業種
- 製造販売業
- ホームページURL
- http://jams-garden.com/
- 企業・団体住所
- 山口県大島郡周防大島町日前331-8
代表メッセージ
代表取締役社長/
松嶋匡史
2001年10月:新婚旅行先のパリでジャム専門店に出会う
2003年11月:個人事業として瀬戸内ジャムズガーデンを起業
2007年6月末:中部電力株式会社を退社(11年間勤務)
2009年8月 :中国経済産業省が選ぶ「地域ビジネスリーダー50人」に選ばれる
2011年6月 :法人化(株式会社化)
2013年12月:経済産業省が選ぶ「がんばる中小企業300社」受賞
2014年11月:フード・アクション・ニッポン アワード受賞
2015年11月:6次産業化事例最優秀賞(農林水産大臣賞)受賞
周防大島観光協会副会長、山口県キャリア教育推進委員、周防大島へのUIターンを応援する会「島くらす」会長も務める。2014年新書大賞受賞の「里山資本主義(角川書店)」などでその取り組みが紹介されている。
- 代表者メッセージ
- 今の時代に求められているのは、地域の価値に気付き、その地域に根ざした活動を展開することだと思います。我々は地域の個性と多様性、人の繋がりから田舎でしかできない事業を行うことで産業が作れることを体現しています。
たかがジャム、されどジャム。ジャム屋が本気になれば地域を変え社会を変えることさえできてしまう。時代の最先端は高齢化率日本一だったこの島から始まっています。さあ、一緒に伝説を作りましょう! - 企業、団体ビジョン、ミッション
- 今の時代、地方で一番足りないのは単なる「雇用先」ではなく魅力的で人生をそこで費やしたいと思える、夢を実現するための「働く場所」なのではないでしょうか。だからこそ、私たちはこの島でしかできない活動を通して、この島を元気にし、そして働く人材がいつも輝いている魅力的な企業を目指しているのです。
スタッフメッセージ
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吉原 みゆき(株式会社瀬戸内ジャムズガーデン/ブティック・カフェ リーダー)
農家さんや地域のいろいろな事業者さん等、沢山の方々と繋がって仕事をしています。自社中心的な利益追求や仕事のやり方ではなく、地域全体のことまで考えて取り組んでいる会社なのでみんなで仕事を楽しんでいます。
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大野圭司(株式会社ジブンノオト/代表取締役)
周防大島は日本一のハワイ移民の歴史を誇る、フロンティア精神に溢れる島です。これまでの10年間で毎年500人以上の転入者がおり、島全体の新陳代謝が良くなっています。特に20代・30代・40代には起業家精神溢れる人材も多いため、連携による商品開発等も視野に入れた瀬戸内ジャムズガーデンのブランディングやマーケティングも実践して欲しいと考えています。