- 東北
- 宮城県
- 募集終了
2016年9月30日 掲載
復興から全国の森林課題解決へ。 自伐林業から始める持続可能な社会の構築と地方創生
気仙沼地域エネルギー開発株式会社
- 業務委託
- 創業4年以上
- 新卒での応募可
- 社員、職員数:10-49名
- 初心者でもエントリー可
こんな人にオススメ:
初心者・若者歓迎(素直一番), コミュニーション能力を発揮!
募集要項
団体の事業ステージ | 拡大期 |
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仕事の内容 |
自伐林業の技術習得による地域の森林整備と、その普及推進による林業の活性化の促進 東日本大震災を機に宮城県気仙沼市で生まれた、日本初の小規模木質バイオマス発電。 発電プラントの立ち上げもさることながら、稼働して最も大事なことは地域の山々がキチンと整備され間伐材である燃料が供給されること。 そして、それは地域の環境保全に繋がり、持続発展可能な社会の構築へと結びつく。 「森は海の恋人」、「スローシティ」を標榜する気仙沼ならではの事業となるのは、まさにこれからです。 更には昭和40年代以降、全国で採算が合わず放置されてきた森林の課題、ひいては日本の林業の活性化に繋がる糸口が見いだせる事業に発展するかもしれない。 そんな期待と使命を持って事業を進めて行こうと考えています。 ・自伐林業家としての知識、技能の習得 (チェーンソー技能、搬出技能、作業道敷設技能など) ・森林経営計画立案、申請、推進業務 ・自伐林業家養成講座の主催 ・自伐林業家ネットワークの構築と共同施業体制の確立、実施 ・林業家としての自立方法の確立と実践 ・自伐林業家自立支援 ■この仕事のやりがい 今年、日本初の小規模木質ガス化バイオマス熱電プラントの稼動しました。 地域の間伐材を買い取ってもらえる仕組みのある地域においてだからこそ出来る、全国に先駆けての森林整備と林業の活性化へのチャレンジ中です。そのため当然、様々な場面でやり甲斐を感じることと思います。 大よそ全てが自身も初めての経験となろう事業であるでしょうし、中身によっては未だ全国でも誰もやっていないことであったりすることでしょう。 しかしながら、一方で、前例の無い物事だからこそ、道なき道を進む苦労も多分絶えません。 そうした苦労を極めた時には無常の達成感が得られることも想像に容易い物でもあります。 また多くの妙案が無く立ち往生している個人の山林所有者、管理組織の人々にも、もしかしたら新しいヒントや手法を提供できるかもしれません。 こんな日本の抱える課題、全国の森林を再生して行こうとする挑戦に、やり甲斐生きがいを感じる仲間の登場をお待ちしています。 |
期待する成果 | ご自身の林業の知識と技能を習得して頂いて、いずれは気仙沼をフィールドに自伐林業家として活動して頂きたいです。 また、地域内での同様の林業家を拡大し、ネットワーク化をはかりながら、地域の森林の整備と保全を少しずつでも進められることを期待しています。 |
対象人材像 | ・前例のないことにも工夫改善しながら取り組める方 ・新しい環境、新しい人間関係の構築を拒まない方 ・持続可能な社会、エコな社会に関心のある方 |
応募資格 | 気仙沼をフィールドに林業家として独立する意志をお持ちの方 |
勤務地、住所 | 宮城県気仙沼市 |
勤務時間 | 8:30ー17:00 |
就業期間(契約) | 今回の募集は、気仙沼右腕プログラムとして「地域おこし協力隊」の制度を用いるものです。 地域おこし協力隊は「最長3年間」となります。 3年以降はご自身の志向により、「継続して活動」「起業」などのステップに進んで頂きます。 |
給与 | 22万円(交通費別途支給) ※賞与無し ■福利厚生 ・通勤費支給(就業規則による) ・住宅の斡旋希望には対応します |
給与以外の報酬 | ・自伐林業の様々な技術 ・補助金等の申請にもかかわる森林経営計画の知識 ・地域内の林業関係者との人脈 |
休日、休暇 | 週40時間制 基本土曜日曜お休みですが、林業研修や施業のある場合は振替の代休となります。 また、有給休暇は就業規則により取得頂きます。 |
職場の雰囲気 | 初めてのことを手探りな中でも一致協力して推進している組織です。 常に混乱中ですが、スタッフは明るく前向きに取り組んでいます。 地元スタッフの他、首都圏から移住して活動しているスタッフも在籍しています。 |
入社後1ヶ月のイメージ | 先ずは林業についての様々な技術を身につけて頂くための研修プログラムを進めます。 (先進地での作業道研修、チェーンソ軽架線搬出研修等) |
選考プロセス | ・書類選考 ・東京での1次面談(気仙沼右腕プログラム担当者による) ・気仙沼での林業研修の体験(希望者) ・気仙沼での最終面接 ※ 現地での面接・体験の交通費は実費負担をお願いします。 ■応募方法 ご応募は下記エントリーシートダウンロードページのご登録からお願い致します。 ▼ http://www.etic.or.jp/migiude/kesennuma/apply/ 今回の募集は、気仙沼右腕プログラムとして「地域おこし協力隊」の制度を用いるものです。 最長3年間、地域おこし協力隊員としてこちらのプロジェクトで活動して頂きます。。 活動期間後の雇用については、団体側との相談になります。 ※ こちらのプロジェクトは3年後に独立・起業を前提とした「起業コース」推奨です。 詳しくは、東北ベンチャーズHPをお読みいただき、ご不明な点は、HPよりお問い合わせください。 http://tohoku.localventures.jp/ また、エントリーを検討されている方向けに右腕プログラム相談会を実施しています。詳細は以下をご覧ください。 https:///www.etic.or.jp/migiude/briefing/ |
企業・団体概要
- 企業・団体名
- 気仙沼地域エネルギー開発株式会社
- 設立日
- 2012年2月22日
- 代表者名
- 高橋 正樹
- 従業員数
- 13名(うち正社員10名)
- 資本金
- 100万円
- 売上高
- 130,563,174円(2015年度)
- 事業内容
- 気仙沼市震災復興計画に基づく地産地消の再生可能エネルギーを地域に創造すべく設立された企業。
自伐林業家養成講座等の研修会を主催し地域内の森林整備を促進する事業を展開、更に持続的に地域内で個人の所有林の整備を進め間伐材を搬出する自伐林業家を普及拡大育成する目的でNPO法人を設立し林業の活性化を進める一方で、国内初となる地域内から搬出される間伐材を原料に再生可能エネルギーを創出する「小規模木質ガス化熱電併給プラント」を稼働させ、現在地域内に熱と電気を創出している。
・木質ガス化熱電併給事業(リアスの森BPP)
・自伐林業家養成講座「森のアカデミー」事業(現在NPO法人へ引き継ぎ、第11期生までのべ500名の受講者)
・間伐材買い取り事業
・森林フォーラムの開催(2012年度、2016年度開催)
・地域通貨リネリアの発行と利用促進事業
・リアスの森見学コースの開設と地域内観光施設とのコラボレーション事業 など - 業種
- エネルギー業、林業、木材流通業
- ホームページURL
- http://chiiki-energy.co.jp/
- 企業・団体住所
- 宮城県気仙沼市南町1-2-6
代表メッセージ
代表取締役社長/
高橋 正樹
1986年早稲田大学商学部卒業
昭和シェル石油での研修期間を経て家業の気仙沼商会を継承、2007年より現職。
2011年東日本大震災にて壊滅的な被害を受けた家業を再建する傍ら、気仙沼市震災復興市民委員会の座長として震災復興計画策定に奔走し、その後計画に基づいた地域の再生可能エネルギーを調達すべく、同社を起業し、代表に就任。
- 代表者メッセージ
- スローシティ気仙沼に相応しい創造的復興を目指し、循環型地産地消のエネルギーを確立し、地方経済の活性化、地方都市の再生、被災地から全国に先駆けての事業の発信をすべく木質ガス化熱電併給事業の立ち上げと、自伐林業家の育成普及事業に着手しました。
エネルギーの創造事業は勿論、その前提となる地域の山林の整備と間伐材の搬出は、持続可能な社会の形成とスローシティ気仙沼には欠かせない、森は海の恋人のメッカであるからこそ、全ての根底として確立しなければならない事業と考えています。
気仙沼のみならず全国各地の放置された山の課題を解決すべく、今回の地域おこし協力隊の制度で様々な技術の習得と地域の山主の方々と協力し、林業の活性化の糸口を掴み、自立し、更に周囲に事業を拡大推進していく体制を構築して参りたいと考えています。
苦労することは目に見えてますが、被災地の復興とともに日本の山林の持つ課題に共に果敢にチャレンジして頂ける人財を心からお待ちしています。 - 企業、団体ビジョン、ミッション
- 震災からの創造的復興の中でも、今後超少子高齢化で疲弊して行くことが予想される地方経済にあって、
・地方創生
・再生に繋がる事業にすること
・地方の良さを失わない持続発展可能な社会の構築に寄与できる事業であること
・原子力発電に頼らないエネルギーの確保
更には、現在日本全国で抱える森林資源の価値の低下、林業の活性化に寄与できる事業として挑戦して行くことをビジョンとミッションに掲げ、邁進して参ります。