- 東北
- 福島県
- 募集終了
2016年1月18日 掲載
世界一厳しい環境から世界一のブランドづくりをします。
ガッチ株式会社
- 正社員
- 創業4年以上
- 社員、職員数:1-9名
- 初心者でもエントリー可
こんな人にオススメ:
起業・経営経験者歓迎, コミュニーション能力を発揮!
募集要項
団体の事業ステージ | 創業期 |
---|---|
採用の背景 | 既存事業拡大 |
募集の背景 | 2012年にスタートした伝統工芸品「大堀相馬焼」の復興支援事業。国内、海外を問わず引き合いをいただくようになり、現在商品の生産が追いつかない状態。事業開始から4年目を迎えるにあたり、生産体制、営業体制を整え、事業をさらに加速させていくために採用を行います。求める人材は文字通り「創業メンバー」。志を同じくして、事業の中核を担っていただける方を募集します。 |
仕事の内容 |
求む、創業メンバー。創業メンバーとして事業の中核を担う 窯元さんとコミュニケーションを取りつつ都内や海外で受注してきた案件に対して、計画に基づき人や設備などから生産能力を計算して、製品の製造から納品まで一連の流れを管理するのが仕事です。なるべく職人さんの負担なく品質や原価、納期の目標を計画し、具体的に指示します。また、営業や設計、財務などの間に入り、調整を行います。 また、季節による売れ筋やどのようなお客様が購入しているかきちんと分析することで、無理に製造を拡大しなくても効率的に製造から販売までつなげることができる仕組み作りを一緒に作って頂きます。 ■セールスマネージャー 事業拡大に向け、営業戦略の立案から実行まで、営業全般を担っていただきます。これまで店舗等の卸を中心に展開してきましたが、販路の広がりに限界があり、現在は、インターネット上での販売に注力しています。海外の展示会にも年に複数回参加しており、個人法人問わず、引き合いも増えてきています。相馬焼そのものをブランディングしていくという大きな視点も持ちながら、事業を推進していくダイナミックなポジションです。 |
期待する成果 | ■プロダクトマネージャー候補 ・窯元とのコミュニケーションを取り、大型受注に耐えられるような生産体制を作り上げること ・職人の育成システムを作り、循環的に後継者が途絶えないような仕組みを作ること ・弊社を通して窯元の飲み会、懇親会、勉強会を開く仕組みを作り、コミュニティーを維持させること ■セールスマネージャー候補 セールスマネージャーとして自社製品の販売に関する幅広い業務をお任せします。 ・販売・増売施策の立案、遂行 ・新規商品の販売施策立案、遂行 ・新規販売ルート開拓 ・取次との販売に関する折衝 |
対象人材像 | ■職種を問わず ・新しいことに意欲的に取り組み率先的に問題解決できる人 ・粘り強くガッツがある人 ・お酒(特に日本酒)が好きな人 ・普通免許を持っている方 ・ベンチャー企業でのプロジェクトマネジメント経験者(立ち上げから安定期まで滞在していていた方大歓迎) ■プロダクトマネージャー候補 ・伝統工芸に限らず、製造メーカーで製造管理経験がある方 ■セールスマネージャー候補 ・リアルプロダクトの販売戦略策定から遂行までの経験がある方 |
勤務地、住所 | (福島)福島県西郷村 (本社)東京都港区赤坂7-2-6赤坂ナショナルコート207 |
勤務時間 | 9:00〜18:00(休憩時間60分) |
就業期間(契約) | 契約期間:1年間 ※継続雇用の可能性あり |
給与 | 200,000円/月
→ETIC.震災復興リーダー支援基金とプロジェクト側より支給 (ap bankよりETIC.震災復興リーダー支援基金にご支援を頂いています) |
給与以外の報酬 | ・創業期のベンチャー企業にて、事業、仕組みをゼロから作っていく経験 ・伝統工芸の職人さんから海外のクライアントまで幅広いステークホルダーとコミュニケーションをとりながら事業を推進していく経験 ・事業を通じて、文化・歴史を語り継いでいくこと、地域のコミュニティを元気にしていくことに貢献できる |
休日、休暇 | 週2日 |
職場の雰囲気 | 社員は私を含めて2名、社会人でパートタイムが1名、学生のバイトが3名います。私自身福島の窯元と東京を行き来しており、組織づくりはまだまだこれからです。福島の窯元は、職人さんたちの持つモノづくりへのこだわり、人間性を感じられる場所である一方、東京では最新のECサイトで商品をいかに販売するか、いかに相馬焼が消費者に伝わるかというクリエイティブな職場です。福島と東京、両方の良いとこどりした職場になっています。 |
入社後1ヶ月のイメージ | まずは、窯元にこまめに足を運び、お話を伺い、関係性を構築することが大切です。実際に生産の工程を見て、理解をすること。職人さんとのコミュニケーション。やれることに制限はありません。 |
サポート体制または教育体制 | 創業期のため、教育研修などはありません。経営陣の一人として、自ら考え、仕組みを作っていく姿勢が求められます。 |
選考プロセス | ・書類選考 ・面接 |
企業・団体概要
- 企業・団体名
- ガッチ株式会社
- 設立日
- 2010年5月10日
- 代表者名
- 松永 武士
- 従業員数
- 2
- 事業内容
- 伝統工芸品「大堀相馬焼」の復興支援事業
- 業種
- 製造販売、ブランディング、プロデュース
- ホームページURL
- http://www.kachi-uma.jp/
- 企業・団体住所
- 東京都港区赤坂7-2-6 赤坂ナショナルコート207
代表メッセージ
代表取締役/
松永 武士
1988年福島県浪江町生まれ。大学進学にて上京。在学中に起業し、海外進出前日に震災が発生する。中国・香港・カンボジアにて立ち上げから事業展開する。日本に帰国後は、家業でもあり震災によって途絶えつつある、伝統的工芸品である「大堀相馬焼」のリブランディングを手がける。海外への展示会出展実績も多数。One
young world summit 2014 Japan Ambassadorsに選出。
- 代表者メッセージ
- 震災により浪江町の「土地」から生まれる文化・歴史は失われつつあります。
そんな状況だからこそ土地に頼らずに、文化や歴史を伝達していく必要性を感じました。大堀相馬焼の復興と発達により、そんな履歴を残し続けること、また高度に発達した技術によってコミュニケーションと移動のハードルが下がった今こそ、その価値を提供し、対価を受け取り、それにより後の100年履歴とするための源泉としていくことを目指し続けます。
世界でも稀な事例にチャレンジしていきますが、この前代未聞のご賛同頂ける方は是非一緒に挑戦しましょう! - 創業の経緯、社会的背景
- 大学在学中に起業し中国で事業を展開しようとしていたのですが、出発直前に震災が起きました。事業のために借りたお金や仲間との約束のことを考えると、行かないという選択はできず、両親の無事を確認して、中国に向かいました。なので、1番大変だったであろう時期に海外にいたので、何もできなかったという思いがありました。
僕の地元は浪江町にあり、実家は大堀相馬焼という伝統工芸品を300年つくり続けている窯元でした。原発事故が起きて、「もう帰れない」とわかった時に、残すものがないのは悲しいと思ったのですね。過去の先人たちから受け継いできた歴史や文化が、消えてしまうというのはもったいない。別の方法で根付かせる方法を考えたいなと思いました。お金を回しながら、持続的に文化や歴史を残せないかと思ったのが創業のきっかけです。 - 企業、団体ビジョン、ミッション
- 日本の旧来のモノづくりや仕組みを現代の仕組みにマッチングさせ、そこから生まれたプロダクトやサービス通して顧客に新しい体験と充実感を提供します。同時に関わるスタッフやステークホルダーに新しい成長と挑戦の場を提供していき、新しい可能性を見出します。
- 事業の現状と課題
- プロジェクトスタートから3年。ありがたいことに大企業から大口で発注を頂いたりもすることも増えてきたのですが、限られた納期の中で一つの窯だけでは焼き切れず、お断りをせざるを得ないという状況です。また、年に5~6回は、海外の展示会でも販売しており、引き合いも増えています。点在する窯元を巻き込んで、しっかりと生産体制を整えることが急務です
- 今回の求人及び若手人材の育成に関する経営者としての考え方
- 伝統工芸に携わったことがなくてもいいので、ある程度大きな企業で製造管理などの経験がある方に来ていただきたいです。僕自身、これまでベンチャー的な立ち上げを経験してきてはいますが、安定期を経験したことがないので、そういったビジネス経験をつまれてきた方と、チャレンジできたらいいなと思います。ビジネスの感覚を持ちながら、蔵元のおじちゃんとも笑顔で話せるような、柔軟な方に来ていただきたいです。
この求人情報の担当者
ガッチ株式会社
担当: 松永武士
TEL: 03-3263-0351
MAIL: takeshi-matsunaga@gatch.biz