- 東海
- 静岡県
- 募集終了
2016年2月24日 掲載
山林を、より美しく、より価値あるものへ
株式会社ソマウッド
- 正社員
- 創業4年以上
- 新卒での応募可
- 社員、職員数:1-9名
- 初心者でもエントリー可
こんな人にオススメ:
初心者・若者歓迎(素直一番)
募集要項
団体の事業ステージ | 拡大期 |
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採用の背景 | 既存事業拡大 |
募集の背景 | 起業してから7年かけて人材を育成し、設備投資を進めてきました。 現在、重機が5台に増え、メンバー数よりも多くなりました。 ようやく事業量も安定し売り上げも伸び、更に今後益々引き合いが強まると予測されます。 また、28年度にはバイオマス事業を加速させる計画もあり、林業やバイオマスに関心のある人材を募集することになりました。 |
仕事の内容 |
国内にある豊富な森林資源も「キコリ」がいなければ絵に描いた餅。 ・チェーンソー・草刈り機を使う ・立木を伐採する、草を刈る ・各種重機を操作する ・次工程を考えて作業する ・お客様に木を届ける気持ちで仕事する ・数量や自分の実績を意識して毎日の作業に取り組む ・各種研修会、講習会に参加して技能を磨く、常に向上心を持つ 以上を学び習得してもらいます。 キコリ事務 ・ワード、エクセル、メール等で報告やレポートを書く ・作業計画や報告書、補助金書類の作成 バイオマス ・薪製造管理、配達 ・チップ製造管理、配達(見込) キコリ営業・広報 ・ブログ作成 ・イベントスタッフ ・取材対応 ・バイオマスボイラー販売促進 |
期待する成果 | キコリとしての技術を学び、技能を磨くことは最低条件。 その上で、「キコリ+α」の個性や強みを発揮してもらいたい。 それが会社を支え、対外的に競争力を持つはずだから。 |
対象人材像 | 素直な人、誠実な人。 指示されなくても自分で行動起こせる人。 体を動かすのが好きな人 機械や道具が好きな人 全体としてはチームで作業しますが、基本的に現場では一人ずつ別々な個所に配置されるので、案外孤独。個人作業と共同作業の両方をこなせる人。 地味な反復作業も楽しめる人。 屋外は暑くて寒くて雨も降る、外作業が苦にならない人。 虫や動物が苦手だと大変。 屋外でトイレできない人は向いてない。 お酒飲めたほうが何かと便利。 冗談の分からない人は向いてない。 コンビニが徒歩5分圏内にないと生活できない人は無理。 共同生活なので個人のプライベートを潔癖に確保したい人は向いてない。 田舎は人間関係が濃いです。近所のおじさんおばさんから野菜など頂き物も頻繁に発生しますが、その分他所から来た若者に注目が集まること必至なので、他人があまり気になる人は向いてない。 |
応募資格 | 社会人経験があった方が望ましい。 車社会なので、要普通運転免許(AT限定は不可)。車を所有していない人には社用車を貸与しています。ガソリン代は会社負担。 自炊できること。 |
勤務地、住所 | 静岡市清水区布沢243 新東名高速新清水ICより20分 新幹線なら新富士駅か静岡駅まで車で40分。 JR興津駅から車で20分 全国の田舎の中ではかなりハイスペックな交通の便の良さなのです! |
勤務時間 | 7:30~16:30(休憩60分) 現場によって通勤距離が大幅に異なります |
給与 | 150,000円~ 社員寮は無償提供(一部光熱費の負担有り) 就業規則に定める資格手当、家族手当有り。 |
給与以外の報酬 | 社員寮での共同生活を通して地域に暮らしてもらいます。 山あり川ありの心地良い環境で心身ともに健やかに生活できるでしょう。 現場での作業だけでなく、計画作成や補助金申請等の事務作業、バイオマス製造や営業業務など、多岐にわたる業務を経験できるので、森林や木材で地域おこししたい、将来起業したい、と言う人にも良いキャリアになると思います。 現メンバー3名のうち、2名には弁当支給しています。 体調管理を目的とした福利厚生の一環です。 |
休日、休暇 | 年間休日カレンダーによる。(基本的に日曜日は休み) 1年の変形労働時間制。 天候により休日振替有ります。 夏季休暇、年末年始、ゴールデンウイーク休暇 |
職場の雰囲気 | 全員移住者で全員30代前半とメンバーが若い。 業界では珍しい女性キコリが在籍している。 メンバーは皆社会人経験者なので、様々の歴史や経験を持ち、それが発揮されることもある。 社内外で正社員のことをいつからか「メンバー」と呼んでいる。 社長とメンバーの年齢が近いので話しやすく、意見交換が自由にできる。 創業間もない会社なので、一人ひとりに実績が求められる反面、自分が会社を支えているというやりがいも大きい。 新しいアイデアが社長決裁のみで実現してしまうのも楽しい。 |
入社後1ヶ月のイメージ | まずは「キコリ」の基本的な技術を習得してもらいます。 森林内で、木を伐る道具「チェーンソー」の取り扱いを中心に学びます。 また、国の人材育成事業である「緑の雇用」を活用するので、そちらの集合研修へ参加して段階的に資格取得します。 |
サポート体制または教育体制 | 現場では社長か先輩と一緒に作業をします。最初は助手的な仕事が多いです。 チェンソーの使い方と伐木方法に関してはかなり厳しく指導します。未経験者の方が得です。経験者は細かい個所まで修正してもらいます。 「緑の雇用」での集合研修で資格取得と、それ以外にもチェンソーの研修会には年間を通じて複数回参加し、キコリの最低条件となる「木を伐る」ことを自分の判断で安全に行えるように研鑽してもらいます。 |
選考プロセス | ・書類選考 ・一次面接(現地見学) ・最終面接(代表者) |
企業・団体概要
- 企業・団体名
- 株式会社ソマウッド
- 設立日
- 2009年8月3日
- 代表者名
- 久米歩
- 従業員数
- 4名(うち正社員3名)
- 資本金
- 100万円
- 事業内容
- 『山林を、より美しく、より価値あるものへ』をコーポレートメッセージとする林業ベンチャー会社です。
スギ・ヒノキの人工林を間伐し、丸太を様々な需要先へ販売します。
販路の開拓や工務店等とのコラボなど、小さく若い組織だからできるアイデアとスピード感で林業界へ新たな風を吹き込みます。
・素材生産業(間伐・搬出など)
・木質バイオマス製造販売(薪・チップ)
・バイオマスボイラーの提案販売
・山林コンサル(企業や団体所有の山林活用法を提案) - 業種
- 林業サービス業
- ホームページURL
- http://soma-wood.jp/
- 企業・団体住所
- 静岡市清水区布沢243
代表メッセージ
代表取締役/
久米歩
富山県出身。静岡県立大学卒業後、静岡市内の中山間地に住み込む。
地域の農林業に関わる傍ら学習塾を運営。2009年起業し現在に至る。
- 代表者メッセージ
- 林業は国を守る産業です。にもかかわらず、農業と比べて事業規模や
従事者数は桁違いに少ない業界。
だからこそ、20~30代が相対的に活躍しやすい業界でもあり、特に中山間地に暮らすことは最も単純に地域に喜ばれることでもあります。健康な心身の持ち主ならば、林業は誰もがキラリと輝ける居場所になり得ます!
収獲スパンが100年単位、と将来が見えないのが林業の当たり前なので、むしろ今生きている実感がハンパないですよ。 - 創業の経緯、社会的背景
- 大学卒業後、静岡市内の中山間地「両河内地区」に住み始める。春から秋には地域の主な産業である茶業に従事し、冬場はキコリの修行兼アルバイトに精を出して地域との一体感を高めていった。
平成18年4月 『独歩塾』開業(中学生の数英を指導、現在は休塾中)
温暖化抑止・CO2削減等が世界規模で注目される中、後継者不足や国産材の低迷などから長らく斜陽産業とされていた林業が再び脚光を浴びている。20代の頃から林業の現場を経験し、NPOやボランティア団体の運営に携わりながら、行政との連携も深めてきた。
今後も林業への期待は高まることが予想されることから上記経験の集大成として起業した。 - 企業、団体ビジョン、ミッション
- 国内には過去最高と呼ばれるほどの豊富な森林資源が存在するにもかかわらず、林業従事者数は過去最低レベル。このギャップに敢えて取り組むのが当社のミッションです。森林を整備することは国土を守ることであり、その担い手であるキコリを育成するのは計り知れない価値があると考えます。「森林づくりは人づくり」とはよく聞きますが、更に「キコリ絶えた後に森林なし」と信じて邁進します。
- 事業の現状と課題
- 林業は今でも労働集約的な要素が多大な産業です。高性能な林業機械を導入してはいますが、生産性は「キコリ」という人材によるところが大きい。つまり、「キコリ」の優劣が会社の生産性を左右してしまうのです。しかも、自然相手の作業はマニュアル化するのが困難で、一通りの作業をマスターするのに3年ほどかかってしまいます。如何に早く優秀な「キコリ」を育成できるかが大きな課題となっています。
- 今回の求人及び若手人材の育成に関する経営者としての考え方
- 林業と田舎暮らしは、「自分の居場所探し」に最適だと考えています。人はいつかどこかにたどり着きます。それが遅いか早いか、遠いか近いか、などの個人差はあるにせよ原則そうなるでしょう。今この求人に目が留まった人は、今いる場所に違和感を覚えているのかもしれません。ただ、それはどこへいっても再発する可能性のある衝動です。これから出会う縁に対して、ぜひ謙虚な気持ちと飛び込む勇気を合わせて挑んでもらいたいですね。
- 仕事以外の趣味
- 3人娘の父親。自身の両親が移住した屋久島へ数年毎に旅することを
目標としている。目下、たまの休みには娘たちに泳ぎを教えている。