- 九州
- 鹿児島県
- 募集終了
2016年3月10日 掲載
純粋で個性豊かな人たちと社会をつなぐ
特定非営利活動法人Lanka
- 正社員
- 創業4年以上
- 新卒での応募可
- 社員、職員数:1-9名
- 初心者でもエントリー可
こんな人にオススメ:
初心者・若者歓迎(素直一番)
- 職種:
- 営業・接客・カスタマーサポート
募集要項
団体の事業ステージ | 創業期 |
---|---|
採用の背景 | 既存事業拡大 |
募集の背景 | 現在、Lankaでは、利用者さんといろんな形で社会に参加しようと話していて、鹿屋のイベントや南九州市の大きなイベントにも出店者としてみんなで行くなど、活動の幅を広げています。そのほかにも地域の清掃作業に参加したり、利用者が制作した絵の展示会を開いたりと外とのつながりを積極的に作る取り組みを展開していくため、当法人のミッションに共感し、ともに望む社会を創造してくれる人材を募集します。 |
仕事の内容 |
喜怒哀楽で溢れる就労継続支援B型事務所にて、利用者が自分らしく豊かに生活できるための環境づくりを一緒につくるスタッフを募集 利用者の1週間の計画を組み立てたり、作業の先生役をしたりと利用者のお手伝いをする仕事です。今後設立を目指している障がい児のための「自立訓練施設」が稼働すると、そちらのスタッフとして働くこともあります。 個別支援計画の立案や現場管理、ご家族との相談、関係機関との調整等、スタッフ指導を含める運営業務全般を行っていただきます。 【2】デザイナー(常勤・非常勤) 利用者が描いた絵をTシャツにしたり、製品のパッケージをデザインしたりする仕事です。 |
期待する成果 | 利用者は感受性が高く、怒ったり泣いたりと30分で感情が変化することもあります。利用者の個性を受け止め、力を抜きながら利用者とコミュニケーションをとりながら楽しく働いてくれることを期待します。 |
対象人材像 | 看護師・社会福祉士・介護福祉士、精神保健福祉士、保育士があれば望ましい。「人間が好きな人」。 パソコンが使用でき、フォトショップ・イラストレーターの基本操作が出来る方(商業的に通用するスキルまでは必要ありません。) |
勤務地、住所 | 鹿児島県鹿屋町北田町11132-1 |
勤務時間 | 8:30-17:00(常勤) |
給与 | 管理者(常勤):180,000円~ デザイナー(常勤):170,000円~ |
給与以外の報酬 | 有給休暇(法令通り) ※勤務開始半年後から週勤務日数による 労災保険 民間の傷害保険に加入 ※社会保険、雇用保険については、契約する勤務内容とそれぞれの規定に準じます |
休日、休暇 | 水・日曜日 夏季休暇 年末年始休暇 |
職場の雰囲気 | きちんとした考えや狙いがあるアイデアなら、職員からの意見もどんどん吸い上げています。職員もそのことを理解しているので、けっこういろいろ言ってきてくれる、意見を交わしやすい環境です。 利用者とトラブルが生じたときも、職員全員で情報を共有し、対応策を考えます。 |
入社後1ヶ月のイメージ | まずは基本的なお仕事の流れと、私たちのミッションをご理解ください。 可能であれば、一人ひとりの性格を把握できると良いと思いますが、 対ヒトとのコミュニケーションですので、焦らずゆっくり自分のペースで仕事を覚えてください。 |
サポート体制または教育体制 | 先輩スタッフと一緒に利用者さんと接していただきます。 失敗することもあるでしょうが、トラブルが起きた際は私を含め、 周りのスタッフ全員でサポートする職場です。 恐れずにまずは、相手の気持ちを知ってもらいたいので聞き手に入り、 一人ひとりの性格と向き合ってみてください。 |
選考プロセス | ▼書類選考 ▼(可能であれば)職場体験 ▼面接 |
企業・団体概要
- 企業・団体名
- 特定非営利活動法人Lanka
- 設立日
- 2011年3月
- 代表者名
- 大山真司
- 従業員数
- 7名
- 事業内容
- 就労継続支援B型事業
・送迎・給食
・食事等の日常生活介助
・主体的、自立した生活を送るための様々な取り組み
・レクレーションやスポーツ、見学、旅行、イベント出店や参加、などの活動
・その他(生活相談、行政機関手続きなど) - 業種
- 社会保険・社会福祉・介護事業
- ホームページURL
- http://lanka-plus.com/index.html
- 企業・団体住所
- 〒893-0007 鹿児島県鹿屋市北田町11132-1
代表メッセージ
施設長/
大山真司
- 代表者メッセージ
- 私たちの仕事は、「大変でしょ?すごいね」と言われることが多いです。そう声を掛けられた時には「そんなことないから、一度見に来てよ」と答えます。それは障がいを持つ人に対する理解を地域に広げるためです。
障がいを持つ人が受け入れられる地域になったらいいなと思っています。障がい者だと聞くとほとんどの人が一歩引いてしまいますが、感情豊かな人なんだね、と思ってくれる人が一人でも多い街になってほしいです。達成するのは簡単ではありませんが、施設への訪問者を積極的に受け入れることで少しずつ理想の姿に近付けようとしています。
これまでの訪問者の中には音楽家、映像クリエイターも。ミニライブや上映会を開き、利用者との交流を深めました。
今後は就労支援の一環として、利用者が慣れるまで職場に付き添い見守るシステムを作ることも考えています。
利用者に社会参加の自信をつけてもらい、地域にも働き掛ける。2つの方法で理想の社会を目指し、奮闘中です。 - 創業の経緯、社会的背景
- 時代的な背景もあるのですが、当時は障がい者を外に出してはいけないという風潮があり、例えばある音楽ライブに行きたいと希望する利用者がいても、それを許可することができませんでした。『何かあったらどうするの?』と心配するのは間違いではないけれど、やりたいことをさせてあげられないのに疑問を感じ、利用者のことを理解できる人間になりたい、そしてそういう施設を作りたいと思うようになったんです。
自分が施設を立ち上げるのは40歳になってからだろうと何となく思っていましたが、そのときはもっと早くにやってきました。
家族が体調を崩し、生まれ故郷の鹿屋に戻ることになったんです。そこからたくさんの縁に恵まれて、NPO法人を設立できるだけのメンバーが集まったので思っていたよりも早くLankaを始めることができました。 - 企業、団体ビジョン、ミッション
- 「Lanka」とはフィンランド語で「糸」を意味します。1本では細く頼りない糸も、たくさん集まれば太く強くなります。それは人も同じ。障害者、ボランティア、地域の人が触れ合う地域の拠点として、利用者が社会とつながりを持ちやすい環境づくりを目指しています。
- 事業の現状と課題
- 開所から4年、特定非営利活動法人Lankaは利用者に社会参加への自信をつけてもらい、同時に、地域にも働き掛け「自分らしい豊かな生き方が見つけられる場を造る」。というビジョンに近づいてきたと感じています。
利用者さんとはいろんな形で社会に参加しようと話していて、鹿屋のイベントや南九州市の大きなイベントにも出店者としてみんなで行ってきました。そのほかにも地域の清掃作業に参加したり、利用者が制作した絵の展示会を開いたりと外とのつながりを積極的に作ろうとしています。
また、現在は障がい児を対象とした新しい施設の設立も計画中です。
今後もこうして活動の幅を広げていくため、スピードを落とさないようにすることが当面の課題です。 - 今回の求人及び若手人材の育成に関する経営者としての考え方
- 仕事について、大変だと思うとそこで自分の限界を認めてしまうことになるから、僕の中では大変なことはないです。でも、はじめて働く人はもしかしたらここに戸惑うかも。
それは利用者と接するときのこと。感情の起伏が激しい利用者につらい言葉を言われることも少なくありません。やはりそういうときは精神的に疲れを感じてしまいます。
しかしそれもここでは大事なこと。職業訓練所として利用者の適性を見極めるため、いろいろな感情を出してもらった方がいいと思います。