- 東海
- 静岡県
- 募集終了
2016年3月10日 掲載
創業130年の老舗の誇り「人の幸せを創る」お菓子職人募集
株式会社入河屋
- 正社員
- 創業4年以上
- 新卒での応募可
- 社員、職員数:10-49名
- 初心者でもエントリー可
こんな人にオススメ:
初心者・若者歓迎(素直一番)
募集要項
団体の事業ステージ | 変革期 |
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採用の背景 | 新規事業展開 |
募集の背景 | 今年で創業131年目を迎え、中核事業である菓子づくりの想いと文化を 残していくため、さらに新規事業であるベーカリーカフェ&デリバリーサービスを通じて 地域のお客様へのサービスを拡充するための想いのある人材を広く募集します。 |
仕事の内容 |
入河屋の理念と日本の食文化を継承していく菓子職人を募集 作業例: ●材料・道具・計量準備 ●生地の仕込み、餡(あん)・フィリング等の製造 ●お菓子の成形、焼成等、仕上げ ●片づけ・清掃 5代続く入河屋では、人の手と機械双方の利点を生かしながら より良いお菓子づくりを心がけています。仕事柄、日々同じことの繰り返しですが、 「お客様に美味しいお菓子を食べてもらう」ためには、その毎日の中で 常に改善点を見つけ、自分を高めていくことが必要です。 人間が介することなので、毎日同じものができるわけではありません。 お菓子もつくって並べてみると、一つ一つ個性があり、 さらにその中に、自分の磨かないといけない、 新しい発見があったりするものです。 入河屋の想いを理解し、モチベーション高く働いてくれる職人には、 新しい商品案や方向性の話も一緒に話していきたいと思っています。 |
期待する成果 | 「慣れ」を感じないこと。 同じことを繰り返していると、人は突然「こんなものか」「ここまでやれたら十分」と、 モチベーションを落としてしまいます。そこには、仕事に対する慣れと、 受動的に仕事をするクセがついていってしまうためです。 同じことの繰り返し=自分との闘いでもあります。常にモチベーション高く、 美味しくて良いものをつくりたいという姿勢で働いてくれることを期待します。 |
対象人材像 | ・お菓子が大好きな方、食に興味があり食べるのが好きな方 ・相手に喜んでもらえることをするのが好きな方 ・素直で誠実な方 ・相手の立場に立って考え、行動できる方 ・お金よりも自分の成長を大切にする方 |
勤務地、住所 | 入河屋三ヶ日本店:静岡県浜松市北区三ヶ日町下尾奈83-1 最寄駅:天竜浜名湖鉄道 奥浜名湖駅から徒歩5分 |
勤務時間 | 製造スタッフ:6:30~15:30(休憩1時間) 販売スタッフ:7:00~20:00の間で8時間の早番・中番・遅番のローテーション制 |
給与 | 156,000円(基本給+職務、職能手当)~ スキルに応じて相談 |
休日、休暇 | 週休二日制(ローテーションで週2日)、有給休暇(初年度10日間) |
職場の雰囲気 | お菓子が好きな人なら、楽しんでもらえる環境です。 入河屋では、大切な命をいただきながら、お客様のためにつくったお菓子を 無駄にしないということを意識しています。余りが出ると社員に配りますが、 自分で食べてみないと本当に美味しいかどうかもわからないですし、 当人の気づきにもなりません。大好きなお菓子を、どうしたらお客様に 喜んでもらえるのかを考え、自分の舌で学び、実行できます。 |
入社後1ヶ月のイメージ | 食べ物を扱うので、衛生面を徹底しています。 お客様に美味しく安全に召し上がっていただくため、 こうしたお客様への心遣いが、入河屋では数多くあります。 まずは、入河屋の想いを理解し、 日々心がけていただく姿勢が備わっていてほしいと思います。 |
サポート体制または教育体制 | まずは、OJTという形で先輩職人の補助に入り、 一緒に入って仕事のやり方も覚えていただきます。 様子をみて、できる範囲のことを積み重ねながら 仕事をできるようにしていきます。 不安よりも、「どうしたら自分ができることを増やしていくか?」を 考えて行動に起こしていく体制を整えています。 |
選考プロセス | ▼書類選考 ▼一次面接(会社説明、簡単な試験を含む) ▼最終面接 |
企業・団体概要
- 企業・団体名
- 株式会社入河屋
- 設立日
- 創業明治18年
- 代表者名
- 松嵜善治郎
- 従業員数
- 12名(うち正社員9名)
- 事業内容
- 私たちは、安心して美味しく召し上がって頂けるお菓子づくりを心掛けています。(和菓子、洋菓子、パンの製造販売)
素材を吟味し、製法にこだわり、浜名湖畔よりお菓子の文化を創造、発信したいと考えています。 - 業種
- 菓子製造小売業
代表メッセージ
代表取締役社長/
松嵜善治郎
1997年 大学卒業後、有限会社たねやへ入社、和菓子を学ぶ
2000年 洋菓子の勉強の為、ドイツ人マイスター、W・P・ゴッツェ氏に師事
2001年 株式会社入河屋入社
2014年 静岡県洋菓子協会西部支部長に就任
2014年 渡来食文化研究会理事に就任
2014年 株式会社入河屋代表取締役社長に就任
- 代表者メッセージ
- 明治18年の創業より入河屋はお菓子づくりを生業として商いを続けてきました。
その長い歩みは、幾つもの喜びが生まれた瞬間の積み重ねです。いつの時代も、
お菓子に命を吹き込むのは職人の技であり心です。美味しさを追求していくと、
素材=自然の恵みへとつながります。安全で健康的なお菓子の分野へと
お菓子づくりの奥深さはとどまるところを知りません。10年、20年と長い時間をかけて育つ心と技、
そして変わらぬ情熱でこれからも入河屋の伝統を伝えていきます。 - 創業の経緯、社会的背景
- 当店は明治18年に初代甚作が奥浜名湖三ヶ日の地で菓子の商いをはじめました。
初代はとても商いに熱心で、どんなものでもお菓子にしてしまうような器用な方だったと聞いています。そのため当時人気を博し、注文がひっきりなしで私の祖父も
小学校に通いながら配達や手伝いをしていたそうです。
初代からの想いは、とにかく先ずはお客様に喜んでいただくことが
商いの基本ですから、それを代々行ってきた結果が130年も
商いをさせていただけているのだと思います。 - 企業、団体ビジョン、ミッション
- 当店の掲げる「お菓子で幸せを提供します!」という経営理念の元、
私たちは、安心して美味しく召し上がって頂けるお菓子づくりを心掛けています。
素材を吟味し、製法にこだわり、浜名湖畔よりお菓子の文化を創造、発信したいと考えています。地元で130年にわたって商いをさせていただいているということはそれだけの間、当店のお菓子をずっとご愛顧いただいたということです。つまり地域にかかわるすべての存在にお世話になってきたということです。商いとは三方良し(お客様、社会、自社)でなければなりませんから、菓子屋である自分たちは菓子屋としてできることで周りに貢献することが自社の存在価値だと思います。そしてお世話になった御恩はいつか必ず返さなければなりませんので、いまできることで少しでも地域をPRできるのであれば、それがご愛顧いただいた地域への恩返しに少しはなるのかなという想いで地域の素材をつかって喜んでいただけるものを作っています。 - 事業の現状と課題
- 地域と密に関わり、老舗の菓子屋として続けてきましたが、
「大量生産・大量消費」の時代の流れに応じるように
経営を変えてきてしまったため、「良いものをつくりたい」と強い想いを持って、長く一緒に働いてくれる人材を育成してこれなかったと感じています。
私の幼少時には、お店に住み込みで遠方から修行に来る職人さんもいました。
「いつかは地元で、自分のお店を開きたい」と、モチベーション高く働く職人さんがいた当時は、とても活気と熱気のある環境だったと今でも覚えています。自分の代では、その環境をもう一度創りたいと思っています。
入河屋で働いた職人たちに、その後の話を「当時は理解できなかったが、自分が経営に携わることで言われていた意味が分かった。」と言ってもらえます。お店を開くとき、お菓子をつくる能力は1/3しか必要とされません。残りは、商いの能力が求められます。
5代に渡ってやってきた入河屋では、こうしたノウハウを教えて、
「自分の仕事に誇りをもって働く」若者たちを育て、
一緒に彼らの夢を応援していくお店にしたいと思っています。 - 今回の求人及び若手人材の育成に関する経営者としての考え方
- 人手不足の問題など、地域は大変な時代に突き進んでいると感じています。若い人たちは、これからの時代を担う人材になるので、「どうしたら良いですか?」ではなく、「こうしたい」という考え方で、主体的な考えを持ちながら働き方をしてほしいと思っています。それが社会を良くしていくと思うし、大事な人たちに思いやりを持って、お金でない幸せを創れる人材を育てていきたいです。